ソーシャルメディア
ソーシャルメディアを活用すれば、現会員、元会員、入会見込者、寄付者、友人とつながり、クラブとその活動に対する地域社会での認識と理解を高めることができます。
はじめよう
クラブのコミュニケーションのために、Eメール、ニュースレター、ウェブサイトと一緒にソーシャルメディアを活用しましょう。
ソーシャルメディアプランを立てることで、ソーシャルメディア活用の目的、適切なプラットフォーム、発信したい情報やメッセージを明らかにすることができます。
ステップ1:目標を設定する
ソーシャルメディアで何を達成したいのかを決めたら、具体的な目標を設定し、成果を測ることが大切です。 投稿を作成またはシェアする際には、それが目標達成に役立つかどうかを考えましょう。
目標の例:
- リアクションとシェアの平均数を前年より5%増やす
- フォロワーを前年より10%増やす(そのために、クラブのページへの「いいね!」を知り合いやFacebookの友だちにお願いし、クラブの会報やウェブサイトで紹介する)
- リーチを前年より10%増やす(そのために、少なくとも週に3回投稿する)
- 行事や例会への出席者数を10%増やす(そのために、Facebookで今後の例会や行事のイベントページをつくって情報を一般公開し、入会候補者を招く)
- ソーシャルメディアを通じた新規問い合わせの件数を、前年より10%増やす(そのために、Facebook広告を活用する)
ステップ2:プラットフォームを選ぶ
すべてのソーシャルメディア用プラットフォームを使う必要はありません。一つまたは少数のプラットフォームを選び、それを効果的に活用することから始めましょう。プラットフォーム選びのポイント:
- 地元の人たちが最も多く使っているソーシャルメディアは何か(Facebook、Twitter、インスタグラムなど)
- ターゲット層は誰か、それらの人はどのようにソーシャルメディアを使っているか
- 誰がソーシャルメディアの管理と投稿を行うか、そのためにどのくらいの時間が必要か、どのくらいの時間を割くことができるか
プラットフォームを選んだら、アカウントまたはページを開設します。クラブ名入り(または地区番号/ゾーン番号入り)の公式ロゴを必ずお使いください。クラブ名(地区番号、ゾーン番号)入りのロゴを正しく使うことで、ロータリーのブランド認知が強化され、クラブ(地区、ゾーン)に対する認識が高まります。
テンプレートを利用してクラブ名/地区番号/ゾーン番号入りのロゴを作りましょう。
ステップ3:伝えたいことを決める
クラブの活動に関するローカルな話題と、Rotary.orgや国際ロータリーのソーシャルメディアで見つけたグローバルな話題を織り交ぜて投稿しましょう。地域社会でボランティア活動を行ったり、人びととのつながりを築いているクラブの様子を生き生きと伝え、例会の話題は最小限に抑えましょう。
例:
- Facebookにクラブの近況を投稿し、イベントについて予告する。
- 卓話ゲストに関するブログ記事を書き、インスタグラムでリンクを紹介する。
- 奉仕活動の予定についてツイッターで予告する。参加を呼びかけ、詳細を掲載したサイトのURLを入れる。
- イベントの様子、会員や地元で活躍する人(会員を含む)へのインタビューなどの動画を投稿する。
テンプレートを利用してソーシャルメディア投稿を作成しましょう。
オーディエンスを知る
フォロワーがどのような人びとかを理解することで、その関心を引くコンテンツを知ることができます。フォロワーを広げるために、フォロワーの投稿にコメントしたり、メッセージに返信したりすることが大切です。
ロータリーのオーディエンス:
- ロータリーの参加者
- ローターアクター
- インターアクター
- ロータリー平和フェロー
- ロータリー青少年交換参加者
- プログラム学友
- 国際ロータリーのスタッフ
一般のオーディエンス:
- 入会候補者
- 若い世代のリーダー
- 協力団体
- 寄付者
- 地元市民
コンテンツカレンダーを作成する
コンテンツカレンダーを作ることで、計画的にタイミングよくコンテンツを投稿できます。ソーシャルメディアに限らず、Eメール、ウェブサイト、ニュースレターなど、あらゆるコミュニケーションの計画を立てるために、コンテンツカレンダーを利用しましょう。
カレンダーには、あらかじめロータリーのイベント(例:国際大会、世界ポリオデー)や国連デー(例:国際女性デー、世界水の日)を入れておくと便利です。
毎日、少しの時間を割いて以下のことを行いましょう:
投稿できる話題を探す コメントの投稿やメッセージがないかどうかを確認する フォロワーとつながる(投稿にコメントする、「いいね!」をつける、良い投稿をシェアする、など)