クラブ用、地区用、ゾーン用のロゴ
クラブ・地区・ゾーンは、ロータリー公式ロゴにクラブ名・地区番号・ゾーン番号を加えることで、ロータリーブランドの力を活かすことができます。クラブ名入りの公式ロゴを作成する際には、ブランドリソースセンターにあるテンプレートを使用するか、そのフォーマットに厳密に従う必要があります。クラブが使用していた旧式のロゴは廃止とする必要があります。ロータリー地区とゾーンのロゴには、「第〇〇〇〇地区」「第〇〇ゾーン」とだけ挿入します。ローターアクトクラブとインターアクトクラブのロゴも、ロータリークラブのロゴと同じ構成となります。クラブとその活動の推進用にロゴを使用する場合、ロータリー公式ロゴをそのまま使うのではなく、必ずクラブ名を入れてください。
テンプレートを利用してクラブ名/地区番号/ゾーン番号入りのロゴを作りましょう。
クラブ名入りロゴ
加盟認証状に記載されたクラブ名、または地域社会で知られているクラブ名をロゴに併記してご使用ください。 クラブ以外の団体だと誤認されるような名称を挿入しないでください(例えば、クラブ名として「平和センター」を挿入する)。
クラブ名を英語で表記する場合には、「Rotary」という文字がすでにロゴに表示されているため、それを繰り返す必要はありません。例えば、Evanstonロータリークラブ(Rotary Club of Evanston)の場合、公式ロゴの下に「Club of Evanston」と追加するだけで構いません。
テンプレートでは、クラブ名は「Rotary」、「Rotaract」、「Interact」の文字と同じ側に表示され、「Rotary」の「y」、または「Rotaract」または「Interact」の最後の「t」にそろうよう、右寄せで表示されます。フォントと色、および「Rotary」の文字と歯車の位置と比率を変えることはできません。デザイン的なバランスを取るため、改行して2行以上としてもかまいません。
クラブが使うロゴは、ロータリーの公式ロゴとクラブ名のみが含まれたものとします。ほかの文字やグラフィックを追加したり、ロゴをほかのデザインの一部としたりしないでください。
クラブ名入りロゴを作成する際には、通常の公式ロゴと簡易公式ロゴのどちらを使ってもかまいません。ロゴが1.25センチ未満になる場合、または刺繍される場合は、簡易ロゴを使用することが推奨されています。
地理的な範囲を識別するロゴ
クラブ、地区、ゾーンが協力して活動やプロジェクトを行う場合、必要な許可を得て、以下のガイドラインに従えば、クラブ、地区、ゾーンの代わりに地理的な識別語を使用することができます。その場合、以下のことを行う必要があります:
- クラブまたは地区という言葉を含む地理的な識別語を作成する。
- 地理的識別語を使用する期間を決める。地理的識別語の使用を継続する計画を説明する文書を会員が閲覧できるようにし、国際ロータリーまたは地元リーダーへの提出を要請された場合は、その文書を提出する。
- その識別語を使用する活動やプロジェクトが、ロータリー組織の全面的管理下にあること(ロータリー章典第34.040.7.項に定義されているように、ロータリー会員の全面的管理下にあること)を確認する。現リーダーは、活動やプロジェクトがロータリー組織によって管理され、ほかの誰にも委任されないことを計画文書に明記する必要がある。
- 慈善事業の登録や契約を含む正式な手続においては、公式のクラブ、地区、ゾーンの名称やロゴの代わりに地理的識別語を使用することは控える。
許可
該当する地域のすべてのロータリーリーダーから、地理的識別語の使用許可を得る。役職に新しく就いた人が反対した場合、識別語の使用を続けることはできない。
以下から許可を得る:
地理的範囲が下記に該当する場合、全クラブ会長から許可を得る:
- 市区町村や地域など、地区内にある特定範囲
- 複数の国を含む地区内にある特定国
地理的範囲が次のことに該当する場合、全地区ガバナーから許可を得る:
- 国全体(特定国内の全地区)
- 国や地域など、複数の地区が含まれる特定範囲
地理的範囲が下記に該当する場合、RI理事から許可を得る:
- 特定のゾーンまたは国際共同委員会
追加の指針
- 地理的識別語を使って法人化したり、商標登録や企業名を申請したりすることはできません(ロータリーの方針で認められている場合を除く)。
- 地理的識別語をクラブ名/地区番号/ゾーン番号入りのロゴの代わりに使用することはできません。
- 指針に完全に従わない、あるいは基準を完全に満たさない場合、あるいは不誠実に地理的識別語を使用している場合、国際ロータリーは地理的識別語の使用を差し止めることができます。
- これらの指針に従って地理的識別語を使用することは、ロータリーの新しい組織を生み出すものではありません。また、このガイドラインは、ロータリーのロゴ、その他のすべてのロータリー奉仕の標章や商標を使用する権利を含めたり、活動やプロジェクトに追加の権利を与えたりするものではありません。また、その使用権を他人に譲渡することを認めるものではありません。
リソース&参考資料
- 「ロゴのクイックガイド」ダウンロード
- ラーニングセンターの「ロータリーのロゴ」のコース(クラブ名入りロゴの使い方が学べるコース)
- ロータリーのロゴのと使用におけるよくある間違い