イベントの目的と種類

ロータリーのイベントを成功させるには、ほかのイベントと同様、誰もが気持ちよく参加できるインクルーシブな環境、目的と構成、バリアフリーな空間、参加型の体験、インスピレーションとつながりを感じられる体験などが必要となります。

Kirsty Channon, District Officer of the Rural Fire Service, provides an evacuation and fire protection training to the Bobin community. Members of the Rotary Club of Taree on Manning, Australia, and the New South Wales Rural Fire Service in Taree help the communities of Bobin and Caparra prepare for bushfires by providing evacuation and fire protection training, erecting an automated sign accessible to both communities that indicates the level of fire danger, and installing tanks so bushfire brigades have water supplies. This project is supported by the Rotary Clubs of Tarree on Manning and of Windsor-Roseland, Canada, and by a Rotary Foundation Global Grant GG2015686. 24 July 2022. Bobin, New South Wales, Australia.参加者を行動へと駆り立て、ロータリーの目標、使命、ビジョンを支援することへの関心を高める体験を生み出すために、イベントの目的を理解することから始めましょう。

明確な目的を決めることで、その達成に最も適したイベントの種類を判断できます。以下のことを検討してみましょう:

  • 地元でロータリーの認知度を高めたい場合、一般の人びとを招いた交流イベントやボランティア活動を実施する。
  • 入会候補者や参加者を募りたい場合、他団体と合同でボランティア活動を実施する。
  • 資金を募りたい場合、寄付してくれそうな人や地元のリーダーを招く。
  • 地域社会との関わりを深めたい場合、ロータリーの重点分野に関連するプロジェクトやイベントに市民に参加してもらう。

イベントが環境に及ぼす影響も考慮に入れましょう。環境の持続可能性のロータリー行動グループが作成した「Green Events Handbook: How to Run Sustainable Rotary Events」(グリーンイベント・ハンドブック:持続可能なロータリーイベントの実施、英語)をダウンロードしてご参照いただけます。このハンドブックには、電力や燃料の使用を削減する方法、汚染を最小限に抑える方法など、環境への配慮を取り入れるさまざまな方法を紹介しています。

イベントの形式は、その目的と参加対象者によって異なります。対面式かバーチャル形式か(または両方を組み合わせたハイブリッド形式か)、基調講演、オンラインディスカッション、パネルディスカッションを予定しているかどうかを考えましょう。

ヒント:大規模なイベントの場合、会場の大きさ、交通アクセス、講演者とエンターテイメント、ケータリング(仕出し)のニーズ、照明と音響設備、宣伝用の看板などについても検討する必要があるかもしれません。また、法律、会計、保険の専門家に相談することをお勧めします。

バーチャル/ハイブリッド形式の場合、使用するオンラインツール(Microsoft Teams、Zoomなど)、交流活動や分科会の方法、チャットやコメントを確認する担当者などを決める必要があります。


リソース&参考資料

ラーニングセンターのコース:

ロータリーの青少年保護のガイドラインもご確認ください。

ロータリーロゴ入りのバーチャル背景パワーポイントのテンプレートもご利用いただけます。